未来への投資「給食」を止めない!

いまこの笑顔の岐路に立ち向かう力を。

© WFP/Arete/NickSells

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2023年1月31日をもちまして、本キャンペーンは終了いたしました。
皆さまのあたたかいご支援に心より御礼申し上げます。
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10,000人の子どもたちに、
1年間栄養たっぷりの給食と
教育を届ける!

10,000人の子どもたちに、1年間栄養たっぷりの給食と教育を届ける!

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1年間学校給食を食べることができる
子どもたちの数

(2023年1月24日時点)
11,360人分
2022年、学校給食支援はかつてない危機に見舞われています。

2022年、学校給食支援は
かつてない危機に見舞われています。

「飢餓」と「貧困」のない平和な世界を目指し、
123の国や地域で活動する国連WFP。
なかでも学校給食支援は、途上国の子どもたちが
栄養たっぷりの食事と学びの機会を得ることで
未来を変える確実な手段として実績を上げてきました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大から
ようやく回復の兆しが見え始めたかと思われた今年、
ウクライナ危機のあおりを受けたアフリカでは、
すでに上がっていた食料や燃料費などがさらに高騰。
資金の枯渇から南スーダンで17万8000人分もの
給食が停止されるなど、多大な影響が出ています。
世界はつながっています。
そして子どもたちの希望は、
私たちの未来です。いま、あなたの力が必要です。

[世界的な食料危機の要因]

  • 紛争
    世界で飢餓に苦しむ最大8億2,800万人の約60%は紛争地域に住んでいます。長引く暴力は人びとから農地や仕事を奪い飢餓への悪循環を生み出します。
  • 気候変動
    記憶に新しいパキスタンの大洪水をはじめ、世界各地で頻発する干ばつなどの気候危機が作物と生活を破壊。貧困をますます深刻化させています。
  • 新型コロナ
    ウイルス
    感染症
    2019年のパンデミック以前と比べ、急性食料不安にあえぐ人の数は、この3年間で約2億人も増加しました。
  • 価格高騰
    もともと上昇傾向だった食料・燃料・肥料の価格がウクライナ危機をきっかけにさらに高騰。世界的な食料安全保障への脅威となっています。

未来を変える力。
国連WFPの学校給食支援。

国連WFPの使命。それは紛争や自然災害発生時の緊急食料支援だけではありません。
活動の柱の一つである学校給食支援は、途上国の子どもたちの通学を促し、
地域や国の未来を変える投資として力強い好循環を生み出してきました。いまこの流れを止めてはいけません。

貢献するSDGs の一例

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 質の高い教育をみんなに
  • 働き街も経済成長も
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう

途上国の子どもたちにできること。

  • 「今日食べられる」安心の保障。
    「今日食べられる」安心の保障。

    紛争や極度の貧困に苦しむ国や地域の多くでは、国連WFPの提供する給食が一日の中で一度きりの「栄養のある食事」であることが少なくありません。

  • 通学することでひらかれる未来。
    通学することでひらかれる未来。

    子どもが働かざるを得ない貧困家庭において、給食の提供は親が通学を許す強い動機となります。また学びを通して、将来の可能性も大きく広がります。

  • ジェンダー平等な社会へ。
    ジェンダー平等な社会へ。

    社会規範や慣習などで女子の就学率が低い地域では、給食に加え追加の持ち帰り食料を配布し、女子の就学を後押し。男女機会の均等を実現しています。

「学校給食支援」がもたらす自立への道

地域の人びとや、国にできること。

  • 学んだ子どもたちが、国の力に。
    学んだ子どもたちが、国の力に。

    学校給食ですこやかに学び育った子どもたちが増えることは、次の国づくりの礎に。また最終的には自国で給食プログラムを運営できるよう支援しています。

  • 女性の雇用と、自立を助ける。
    女性の雇用と、自立を助ける。

    給食工場は、母親や地域の女性が働く場にもなっています。弱い立場にある女性の自立を助けることも社会を変える一歩です。

  • 地元の農業と経済を後押しする。
    地元の農業と経済を後押しする。

    国連WFPは給食に使う食材をできる限り「地産地消」で賄っています。小規模農家や食品関連事業の支援としても実績があり、地域の振興を助けます。

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国連WFPの
学校給食支援実績

  • 就学率が
    9%増加。
  • 学校給食は世帯年収の
    10%に相当。
  • 10万人の給食ごとに
    1,700の雇用を創出
  • 1米ドル9米ドル
    経済効果を生み出します。

各国の支援状況

  • | 小規模農家 | 自立支援 |
    シエラレオネシエラレオネ]

    持続可能な農業がもたらした笑顔。
    新鮮な地元野菜で作る学校給食。

    世界の中でも貧しい国の一つシエラレオネで、女性が収入を得ることは簡単ではありません。「国連WFPがそのきっかけを作ってくれました」。笑顔で話すのは給食用の野菜を育てる農民グループに所属するアダマさん。24人のメンバーは母親でもあり、収穫は夕方のみ行われます。できるだけ鮮度のよい野菜を、翌朝子どもたちの学校へ届けるためです。政府や国際協力機構と共に取り組むこの自家栽培モデルは、同国の17校で実施されています。

    持続可能な農業がもたらした笑顔。新鮮な地元野菜で作る学校給食。
  • | 紛争 | 気候変動 | 価格高騰 |
    南スーダン南スーダン]

    給食支援を一部停止という苦渋の選択。
    年内再開への道を急ぐ。

    長引く紛争、深刻な洪水と干ばつ、そしてウクライナ危機で悪化した食料価格の高騰。国連WFPの学校給食支援は、きわめて重要なセーフティーネットとして、南スーダンの子どもたちの成長と学びを支えてきましたが、今年初めの資金不足により17万8,000人もの生徒が一時的に食事を受け取れずにいます。このままでは児童労働や、女の子は学校をやめて結婚するなど、もとの状況に逆戻りしなければなりません。早急な支援の回復が必要です。

    給食支援を一部停止という苦渋の選択。年内再開への道を急ぐ。
  • | 紛争 | ジェンダー |
    アフガニスタンアフガニスタン]

    奪われ続ける女の子の教育機会。
    持ち帰り食料が、通学をサポート。

    昨年8月、武装勢力タリバンが実権を握ったアフガニスタン。多くの人道支援団体が撤退を余儀なくされる中、国連WFPは学校給食支援を続けていますが、男女の教育格差は大きな問題です。そこで教室で食べる栄養強化ビスケットやパンに加え、小学生の女の子には持ち帰り用の植物油を配給して就学を後押し。また女子中学生の通学が許可されている4州では、2万人を対象に毎月現金を支給し、未来をつないでいます。

    奪われ続ける女の子の教育機会。持ち帰り食料が、通学をサポート。
  • | 価格高騰 |
    キルギスキルギス]

    給食に迫る、食料価格の高騰。
    子どもたちに温かな給食を!

    2013年、政府と一体となってパンとお茶の提供から始まったキルギスの学校給食。近年では豆や肉、野菜が入った栄養たっぷりのおかずもメニューに加わり、全国の約6割の学校で給食が導入されるなど、大きな成果を上げていました。ところがコロナ禍の2年で食料価格が約2倍に高騰。ウクライナ危機以降はおかずが出せなくなるなどの影響が出ています。国連WFPはこの現状を打破すべく、あらゆる模索を続けています。

    給食に迫る、食料価格の高騰。子どもたちに温かな給食を!
  • | 政情不安 | 価格高騰 |
    スリランカスリランカ]

    独立以降、最悪の経済危機。
    学校給食で100万人の子どもを支援。

    国内の政治的な混乱に加え、食料価格のインフレが90%を超えたスリランカ。ロシアの侵攻以降、ウクライナからの食料の輸入が途絶えたことも物価高騰に拍車をかけていて、いまや人口の4分の3が食事の量を減らさざるを得ない状況です。スリランカは、国連WFPからの学校給食支援の卒業に向けて政府が食料を提供していました。しかし、経済危機によって十分に食料供給ができなくなり、いまは国連WFPが100万人の子どもたちに栄養強化米を届けています。

    独立以降、最悪の経済危機。学校給食で100万人の子どもを支援。
  • | 気候変動 |
    ケニアケニア]

    深刻な干ばつにより、435万人が飢餓に直面。
    1日で唯一の食事を支える学校給食。

    2018年、政府に引き継がれたケニアの学校給食プログラム。その後も国連WFPの支援を受け、食材管理のデジタル化が進むなど、着実な進歩を遂げてきました。しかし現在、過去数十年で最悪となった干ばつの影響で、飢餓が深刻化。ジャリブ小学校に通う7年生のグリフィンズ君にとっても、給食が1日で唯一の食事になることが少なくありません。「警備員の父と2人で暮らしていますが、空腹のまま眠ることもよくあります。だから学校で栄養たっぷりの給食が食べられるのは、本当にうれしい。将来はたくさん勉強して、強い大人になりたいです」。

    深刻な干ばつにより、435万人が飢餓に直面。1日で唯一の食事を支える学校給食。

スタッフインタビュー

国連WFP学校給食部長 カルメン・バルバノ

「いま世界で1億5,000万人の生徒が給食を受け取れずにいます」

国連WFP学校給食部長 カルメン・バルバノ

途上国の子どもたちの学習危機はコロナ禍以前から存在していましたが、いま悪化の一途をたどっています。このままでは今後何世代にもわたって教育の機会が失われかねず、特に女の子は学校へ戻れなくなる可能性があります。子どもたちが将来幸せになるために、学ぶ機会を得ることは大変に重要です。

国連WFP南スーダン事務所 山下美由紀

「日本の皆さまからのあたたかいご支援、どうぞよろしくお願いいたします」

国連WFP南スーダン事務所 山下美由紀

皆さま、こんにちは。
国連WFP南スーダン事務所で自立支援と社会保障の部門を担当しています、山下美由紀です。

南スーダンは2011年に独立し、現在約1,200万の人びとが暮らしています。しかし、紛争や政治ガバナンスなどの問題により、経済的な発展が遅れており、世界最貧国の一つと言われています。特にここ数年は、ナイル川の氾濫、各地方での洪水や、局地的な干ばつが頻発し、人びとの生活を更に脅かしています。2022年には、人口の約7割(890万人)が支援を必要とすると予想されています(UNOCHA)。

国連WFP南スーダンでは、緊急支援を行うとともに、持続的な発展を目指す支援も行っています。紛争や政治問題の解決、気候変動に対する対策、そして教育、保健等への支援は、災害の被害を少なくし、長期的な人材育成、社会基盤の発展、そして平和構築に欠くことができません。

南スーダンの初等教育の就学率は42.3%です。特に地方では、木の下で授業を行っていたり、資格を持つ先生の数が足りなかったりと、教育環境が整っていません。また、女子の若年層の妊娠や結婚など、学校教育に関わる課題は山積しています。

私たちの部門は、子どもの健康、栄養と教育推進ために、教育省、ユニセフやNGOと連携し、学校給食を担当しています。2022年末までに、国連WFP南スーダンは約1,000校で52万5,000人の子どもたちに給食の提供を目指しています。この中には紛争地域にある学校も含まれます。ほとんどの食物は隣国から輸入していますが、農業の発展に繋げようと地元で生産された穀物を購入し、学校に配布する事業も行っています。

国連WFP南スーダンの2023年の目標は、60万人の子どもたちに学校給食を提供することです。ウクライナ紛争で、国際社会全体がウクライナに注目しておりますが、南スーダンでも多くの支援を必要としています。これからも、日本の皆さまからのあたたかいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

01 02

あなたの支援でできること

あなたのご支援が、
世界の現実を変える一歩に。

一人でも多くの子どもが学校に通い、食べて、学び、明るい将来を見出せるようになることは
この世界を変える確実な一歩になります。皆さまのあたたかなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

  • 5,000円のご寄付で

    5,000円のご寄付で

    子ども1人に1年間、栄養たっぷりの学校給食を届けることができます。

  • 10,000円のご寄付で

    10,000円のご寄付で

    333人の子どもたちに、栄養たっぷりの学校給食を届けることができます。

  • 30,000円のご寄付で

    30,000円のご寄付で

    1,000人の子どもたちに、栄養たっぷりの学校給食を届けることができます。

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国連WFPとは

国連WFPは、飢餓をゼロにすることを使命とする国連唯一の食料支援機関です。
災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、
2021年は120以上の国と地域で1億2,820万人に食料支援を実施し、1,550万人の子どもたちに給食を届けました。

国連WFPとは、国連機関であるWFP国連世界食糧計画(WFP)と、
それを支援する認定NPO法人である国連WFPという二団体の総称です。
国連WFPへのご寄付は、国連WFP(認定NPO法人)が窓口です。
国連WFPへのご寄付は税制上の優遇措置が受けられます。

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